公務員の仕事が無くならない理由を解説

これから公務員を目指す人
AIが発達すると公務員の仕事はなくなってしまうのでしょうか。安定と言われている公務員もリストラされるのではないか心配です。今から公務員を目指しても大丈夫かな。
 

こういったことにお答えします。

1.公務員の仕事が無くならない理由
2.リストラはなくても、人数は減らされていく
3.今から公務員を目指すなら、やるべき行動

この記事を書いている僕は、新卒1年目は民間企業に就職し、1年後に公務員に転職しました。 

地方公務員歴は10年です。

これから公務員を目指そうかなと考えている人にとって、公務員の将来性は気になるところだと思います。

僕が公務員になったときはリーマンショックの直後で、経済が右肩下がりのときだったので、安定を求めて公務員を目指す人がかなり多かったのを記憶しています。

あれから10年経ち、現時点での公務員の将来性について見ていきます。

公務員の仕事が無くならない理由

結論として、公務員の仕事はなくならないので、今から公務員を目指しても問題なしです。

なぜなら、ルール・仕事をつくっているのが公務員自身だからです。

※今から公務員を目指すなら、やるべき行動については、記事の後半で解説しますね。

わざわざ不利になることはしない

ルールをつくる人が、わざわざ自分たちの首が絞まるようなことはしないですよね。

例えば、国会議員を考えてみると、公職選挙法で衆議院が465人、参議院が248人と議員定数が決められています。

年収は一人当たり4000万円を超えています。

世界的に見ても高水準の優遇のため度々批判の的になることが多いですよね。

では、なぜ現状が変わらないのか。

それは、ルールをつくっているのが国会議員だからです。

自分たちで厳しい決まりをつくってしまうと、自分が辞めることになりかねませんよね。

だから公務員の場合も同じです。ルールをつくる側の人は、自分たちの首が絞まることはしないのです。

もしかすると中には、

「これからAIがもっと発達すると、仕事はAIに代わるのじゃないかな・・・」

と思われる方もいるかもしれません。

しかし、AIに公務員の仕事が奪われることはないです。

なぜなら、ここも先ほどのルールづくりと同じで、AIを導入するかどうかを決めるのも公務員自身だからです。

また、役所の性質として、税金を使う以上、費用対効果が確実に見込まれるものでなければ、予算化されることはないです。

得体の知れないことに対しては、なかなか手をつけないのが現状です。

AIがかなり発達し、役所にも導入された場合

役所に導入されるということは、世間ではもっと導入されているといえます。

そのときには、公務員以上に民間企業の方がAIに仕事を奪われている状態になっているでしょう。

なので繰り返しになりますが、公務員の仕事はこれからもなくなることはありません。

リストラはなくても、人数は徐々に減らされていく

ルールをつくるのは公務員なので、明日から仕事がなくなるようなことはないにしても、長い目で見ると公務員の人数は徐々に減らされるのは確実です。

なぜなら、人口が減ると税収が減るからです。

言うまでもなく、公務員の給料は税金です。

税収が減ったときに事業を減らすと住民満足度が下がってしまうので、職員を減らして人件費を削減する方が、住民満足度を保ちながらコスト下げるにはバランスがいいんですよね。

人数を減らす方法

①早期退職者を募る
②採用を減らす
 

①早期退職者を募る

早期退職者の募集はすでに始まっていて、毎年数人が辞めています。

②採用を減らす

早期退職者を募っても、たくさん辞めるわけではないので、そうなると新規採用で調整するしかありません。

いきなり採用をゼロにしてしまうと、職員の年齢分布に偏りが出てしまい、いびつな組織になってしまいます。

なので、採用がゼロの年はないにせよ、今までは毎年10人採用されていたとこを今年は8人に採用を減らすなど、徐々に減らしていくことが想像できます。

ここまで読んだ方は、

「そうすると、職員一人にかかる仕事量が増えてしまうのではないか・・・」

と思われるかもしれません。

確かにそのとおりです。

なので、正職員を減らして会計年度任用職員、いわゆるパート職員を入れて業務を回すことになります。

また、部署によっては市民の利便性向上と職員の業務量削減ができているところがあります。

例えば、住民票の発行のような簡単な作業ならコンビニの機械でも発行できたり、わざわざ役所の窓口に行かなくても手続きができます。

これから公務員を目指す人にとっては狭き門になります。

新型コロナウイルスの感染拡大により、景気が良くない方向に進むと、安定を求め公務員人気が高まります。

僕が公務員試験を受けたときも、リーマンショック直後で経済が冷え込んでいたので、田舎の市役所でも倍率が平気で20倍ほどありましたからね・・・

これから採用が抑制されると、公務員を目指す人にとっては、ますます狭き門になってくると思います。

関連記事

公務員試験を受ける人公務員試験に落ちたらどうしよう。 落ちないために勉強をしないといけないのはわかるけど、それ以外に何か方法はないかな? もし落ちた場合は公務員浪人もありなのかな?こういったことにお答えしますね。[…]

今から公務員を目指すなら、やるべき行動

採用人数が減ってくると、採用する側としては、これまで以上に少しでも優秀な人材が欲しいと思いますよね。

今から公務員を目指すならやるべきことは簡単です。

本を読みましょう

読書をすすめる理由

①体系的な学習ができる
②想像力が高まる
③人生の助けになる

①体系的な学習ができる

今のご時世、ネットさえあれば大抵のことは調べることができますが、それでもネットだけで学習するのは難しいところがあります。

ネット情報は発信者以外のフィルターを通していないので、間違った情報が混じっている可能性があります。

欲しい情報にすぐに辿り着ける反面、情報の真偽をしなければなりません。

また、ネットの情報は断片的で、一つ一つが独立したピース状態のため、体系的な学習するには不向きだったりします。

幅広い知識を体系的に正しく学習するには、本からの学習が適しています。

やっぱり、「できる人」と言われる人はたくさん本を読んでいますよね。

②想像力が高まる

仕事をしていく上で欠かせないのが「想像力」です。

想像力が欠如していると、相手の気持ちを考えない自分主体の仕事になり、結果的にクレームになったりします。

本の描写には、全てを書かず読者に想像させるところがあります。

その想像はどんな感じに想像しても自由です。筆者の思いと違っていても問題ありません。

要は、自分の頭でしっかりと想像させられたかどうかが重要になってきます。

想像力が鍛えると、言われたことだけする「指示待ち人間」から、一歩も二歩も先を想像して行動できる「仕事ができる人」になります。

こんな人と一緒に働きたいですよね。

③人生の助けになる

長い人生の中で、悩まずに生きていける人なんて一人もいないでしょう。

仕事をしていたら、どうしても超えられない壁が出てきたり、人間関係に悩んだり・・・

そんなときは、先人から学ぶのが一番です。

僕自身、仕事のことで悩んだときに、本に助けられたことがたくさんあります。

本を読むことで、自分で感情のコントロールができるようになりますし、メンタルが強くなります。

読書をする人生といない人生では、雲泥の差が出てきます。

読書だけじゃ公務員試験に合格しないんじゃ?

公務員試験には、1次の筆記試験と2次試験以降に面接や作文などがあります。

やっぱり、人と話す上ではいろいろな知識が必要になってきますし、文章を書く力も必要になってきます。

単独で公務員試験だけの勉強をするとなると、かなりしんどいですが、読書をしながら学ぶとなるとかなり楽に進めることができます。

もちろん、ただ文字を目で追っているだけでは意味がありません。

読みながら、「この知識は役に立ちそう」「こんな話をしたら良さそう」など常にアウトプットを意識した読書をするといいと思います。

最後に、公務員の僕が読んで良かった本【3冊】

次の3冊です。

20歳に自分に受けさせたい文章講義

公務員の仕事は「文章を書くこと」と言っても過言じゃありません。

報告書を書くにしても、実際に出席していた内容なのに、文章にしようとするとなかなか書けないということがあり、そんなときにすごく役に立ちました。

記憶に残っている一文を引用しますね。

理解したから書くのではない、解を得るために書く。

まさにそのとおりだなぁと思いました。

報告書を書くのに助けられた1冊です。

公務員試験を受ける方にとっては、作文試験の参考にもなると思います。

自分のアタマで考えよう

データ分析、情報の背景、「なぜ?」の思考が身につく1冊です。

これから公務員として働く上で、情報分析をして、事業に対して適切に予算を分配していくことは必須になります。

今、なぜこの事業が必要なのか。

予算を減らしてでも満足いく内容にするためにはどうしたらいいのか。

常にアタマを使って考え続ける必要があります。

考え続ける思考を学ぶには圧倒的に良書です。

嫌われる勇気

僕が人間関係に悩んだときに、心の重しがスーッと取れて軽くなった本です。

ベストセラーなので知っている方が多いのではないでしょうか。

アドラー心理学を用いて、どうすれば人は幸せになれるのかを解いています。

文章は、哲人と青年の二人の対話形式で進められているので、心理学の本ながら非常に読みやすくなっています。

ぜひ一度は触れておきたい学問ですね。

といったところで今回は以上です。

最新情報をチェックしよう!